NOHGA HOTELでは、アートや地域とのつながりを大切にしてきました。
4月18日より開催されるKYOTOGRAPHIE 2026において、プレミアムホテルパートナーとしてだけでなく、KG+の展示会場としても参画いたします。
ステートメント
火は風景や家屋を焼き尽くすが、同時に私たちの暮らしと心の景色との深いつながりを鮮明に映し出す。
本作Burn Line は、カリフォルニアで激化する山火事を題材に、喪失と再生、そして変容を見つめる作品である。ギャラリーには、無垢材で組まれた骨組みの家屋が佇む。記憶が形を得たかのように存在し、窓の向こうには火災後のロサンゼルスを撮影した写真が広がる。焦げた大地や溶けた金属が、破壊と再生のあわいの美を静かに語る。柱のあいだには「パイロタイプ(Pyrotype)」と自分が呼んでいる木版作品が並ぶ。火災で失われた品々の写真を、CNCルーターで木に刻み、慎重に焼成させ炭化させることで、写真のイメージが燃え殻に幻影のように宿り、フラットな印刷ではなく物体として立ち上がる。本作品は、儚さと強さ、破壊と保存のあいだに立ち、灰の中から芽吹く新たな命と意味を静かに見つめる。
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[29] Burn Line
■DATE
2026.4.18 Sat - 2026.5.17 Sun
Everyday 11:00-17:00
■ARTIST
アリ・サロモン|Ari Salomon
■ORGANIZER
GOJO+
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プロフィール
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アリ・サロモン|Ari Salomon
アリ・サロモンはサンフランシスコで活動する写真家・アーティスト。写真と独自に開発・命名したパイロタイプなどの実験的手法を組み合わせ、記憶や喪失、環境の変化を探求している。現在のプロジェクト《Burn Line》では、近年のロサンゼルスの山火事によって変容した風景と残された痕跡を見つめている。