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アーティストインレジデンス公募について
■アーティストインレジデンスの取り組みについて
NOHGA HOTELではアートとの関りを重視した取り組みを数多く行ってきました。
アーティストインレジデンスの取り組みもその中の1つです。アーティストと一緒にNOHGA HOTELに新しい風を取り込みたくレジデンスに参加いただけるアーティストの募集を行いました。その結果、複数のアーティストにお越しいただく事になりロビーにて展示を予定しております。
街にある小さな美術館としてお気軽にお立ち寄りくださいませ。
■アーティスト
1)天意子
Instagram:aiko.calligraphy
滞在期間:9/11(月)~9/19(火)墨を擦らず、筆を使わない書家。
あらゆる筆以外の「筆跡」との出会いを楽しんでいる。
[代表作品]
9月17日(日)10:00~21:00にてロビーにてライブペイントを実施。
今回は東山区にあるものをモチーフに、当ホテルで出た食材の端材を筆とし新作を制作。この作品以外にも既存の作品を展示予定。
展示期間:9/17(日)~9/30(土)
2)中村 直人/NAOTO NAKAMURA
Instagram:naoto0_0
滞在期間:9/14(木)~9/17(日)
映画や古典文学のリサーチを基に、 小説や戯曲といった文学と、テキスタイルや彫刻などを複合的に組み合わせたインスタレーションを制作、発表。 私生活に絡みつくストラクチャー(建築様式・言語・政治体制...)のなかで、いかにして「生の様式」を保つかを テーマにしている
[展示フライヤー]
展示期間:10/1(日)~10/20(金)
作中に登場する彼らは同じくひとつの島国に住み、大きな声を上げるわけでもなく、昔から抱えてきた罪を無常にも忘れ去る。それはここ数年のパンデミックや歴史的事象を以てして、より個人として籠り、他者との関わりや共助の場面が減少した現代の我々とも通じる。そうした中で守るべき組織は「家族」まで縮小、各家庭では各々が信じるアイデンティティの保ち方を家具などに取り入れ、助けの声をあげることなく漠然と迫りくる終焉に対して、独自の身振りで抵抗あるいは逃走を試みている。壁に掛けられた写真や映像を客観的に鑑賞する仕草はどこまでが物語の世界で、どこからが物語を面白がる思考なのかを曖昧にし、鑑賞者自身も物語の当事者として組み込まれている錯覚を起こす。
久保木 亜紀/AKI KUBOKI
Instagram:https://www.instagram.com/akissforyu/
1978年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。東京で約10年活動後、地元宮崎県にてアートスクールを開校。2015年にタイへ単身移住。その後はオーストラリア、インド、東欧ジョージアと居を移し、2021年に帰国し日本での活動を再開。海外移住経験と夫との馴初めマンガを2018年よりインスタグラムで発信し注目を集め、YouTubeチャンネル「色のある暮らし」 <https://www.youtube.com/channel/UCr8DrPQ4jIiAYnJ1n7AgIqA>では制作風景を配信中。
【代表作品】
「天と地」
作品の色について:久保木亜紀の作品は、白、ピンク、イエロー、エメラルドグリーンの4色のみで描かれています。違和感のある色を省いていった結果、この4色に辿り着きました。パレットの上で混色をせず、キャンバス上で重ねることで色を調整しています。(黒い作品は絵の具ではなく黒い下地材を塗ったキャンバスに4色の絵の具で描いています。)
作品に込めた思い:左が地を見下ろす天の鷲(王者)、右が天を見上げる地の鷲(挑戦者)というイメージで左右を描き分けています。例え地の底にいても上を向けば顔は光に照らされ、天にいても見下せば顔は陰る。自分の立ち位置に関わらず常に光の方を向いて挑戦する気持ちを持ち続けたいという思いを込めた作品です。
【作品展】
展示期間:10/28~11/12
ふたつの今とふたつとない未来
「ふたつの今とふたつとない未来」シリーズは、二枚のキャンバスにそれぞれ反対のテーマで絵を描き、合わせて一つの絵として飾っています。真逆の様に思えることも全てはひとつづきで、両方の側面があってこそ完成された姿に見えるということを表現しています。また、位置を逆にすれば全く違った印象の絵になり、バラバラに飾れば違う二枚の絵となり、ふたつの真逆のテーマに色々な向き合い方ができる絵となっています。
合わせて「和」を取り入れ描き下ろした作品や、日常で描いた絵も展示致します。
中村 知嗣/TOMOTUGU NAKAMURA
Instagram:https://www.instagram.com/tom29gallery/
人類が誕生する以前から植物は存在しており、私たちは自然の恵みによって「生かされている」ことを忘れがちである。また、自然界のさまざまな生物の存在が、人間の生活の安定を保証していることにも気づかなければならない。私は植物に敬意を払い、植物を生かしたい、枯れても美しく残したい。そんな思いから、植物に対する独自の愛情を形成し、絵画、彫刻、写真など多様な表現を確立しながら、作品制作に向き合っています。
【代表作品】
この作品を作るために倒木を集めた。生い茂った場所がなかったので、集めるのはとても簡単だった。作品のテーマは「壁」。ここで出会った世界中の人たちとのディスカッションを通して、誰もがさまざまな壁を持っていることを知った。それをどう乗り越えるか、どう打破するか、あるいは諦めるか。どう克服するか、どう打破するか、あるいはあきらめるか。それは状況や問題による。
【作品展】
京都は、日本を象徴するスポットの一つです。
その京都で、様々なことに挑戦するNOHGA HOTELは、人の出会いを作るキッカケの場を提供し、豊かな体験ができる場だと感じました。
私は、その空間に賛同しました。